2012・SPRING

春先は多種類の野菜が、店頭をそして食卓を飾る季節です。毎日食べたい野菜ですが、毎回の調理する時間になんとなく負担を感じたり、少し残った野菜が冷蔵庫を狭くしているような気がしたりしていませんか?
多めに作って、冷凍・冷蔵保存をしたり、下ごしらえをして保存するなどの工夫をしている方も多いはず。そんな時間短縮術の1つとして、『一度作って、いろいろ利用』はいかがでしょう。
焼く・炒めるなどの火の通し方で一旦終了。短時間の加熱で、ビタミンの損失も少ないままの一時保存です。その後、体調や合わせる食材、気温や気分に合わせての『一品』に変えるというクッキングです。
例えばキャベツ。
1個買うと、数回に分けて食べる方は多いはず。冷蔵庫の中で存在感を出していることもしばしばで
「おいしいんだけど、ずっと食べなくちゃならないし」と、少人数のご家族ですとより感じておられる様子です。
では+いろいろ、などいかがでしょう。
キャベツ1個分を、ザク切り(4cm角)程度に切り、冷たくなっても酸化しにくいオリーブオイルとあら塩を少し入れて薄い緑が鮮やかになる程度に炒めます。
冷ませば、保存容器に入れ冷蔵庫で数日、冷凍庫なら10日ほど持ちます。

1)このまま、お皿に取り、桜えびをふり掛けて1品。
2)小皿にラップを敷き、スプーン3ほどとりわけ、桜えびとしょう油を数滴かけて、キンチャクにねじり、明日の朝のお弁当の1品。
3)熱いうちに、お好みの酢+塩(しょう油も可)+オリーブオイルなどで作ったマリネ液に、ひたして冷ませば1品。
4)2)のアレンジを変えれば、数回分作って置けます。
5)冷蔵保存したものは、あんかけヤキソバや中華飯の具材、豚汁の具に 入れるだけでOK。
6)冷凍保存したものは、他の少量買える野菜(例えばチンゲンサイなど)とクリームシチューの素でクリーム煮にしたり、キノコやサーモンと合わせてホイル焼にしても。

どれも1から作ると、具材が限られますが、一旦火が通っているので簡単に使えます。
もちろん、いろいろな野菜で挑戦できます。気候に左右され、高く感じることも多い野菜ですが、ご家族のためにも、上手く利用なさってくださいね。

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