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ASUNA@WEB過去記事一覧

2011・AUTUMN

2013-04-05

天候に左右される野菜ですが、秋は多くの食材が旬を迎えます。高価なものでなく、身近なもの+いつもの調理法+順番や量を変えるというのは、いかがでしょうか。
今日は何にしようかなぁと、考えるもの大変。そんなとき、このいつもの調理法+順番や量を変える・・・がオススメです。
野菜をはじめ食材は、今まで通りの調理法を少し変えるだけで、栄養価も体への優しさもずいぶん変わるものが多いようです。 例えば、セロリやミョウガといった香草。これをザクザクの千切りにして『ナムル風』に仕立てるとき。塩で軽く揉んでアクを抜くこともあるのですが、これを『電子レンジ』で数十秒ほど加熱して、香油と和えてから塩気を足します。すると、野菜のシャキ感と水分を残しつつ、塩分が半分ほどで済みます。オイルが塩分の浸透を防ぐので、舌に感じる塩分が増え、余分な塩分摂取を防げるのです。
香油はゴマ油やオリーブオイル。熱を加えないと酸化しないので、コレステロールの少ない植物性オイルを摂ることができますよ。オイルはダイエットの敵?いえいえ。適量のオイルはエネルギーの消費効率を上げるようななので、体にも優しいですよ。
スイトンと聞くと、ボリュームのある主食的なお料理と感じますがスイトンの器の中のメインを変え、汁の量を変えると目先の変わった一品に。お料理の名前まで変わってしまいそうですが、これも家庭内シェフの裏技で楽しいネーミングを考えて、食卓を飾ってはいかがでしょう。手作りならではの臨機応変と、材料シフトチェンジで、新しい献立の幅を広げてみるチャンスです。
がんばれ日本!その頑張りを支えるのは毎日のごはん。手には入りやすい食材で、体に優しく目におもしろく演出するのも、秋のお楽しみです。学校や職場のイベントも多くなる季節。
2011年の後半戦も、負けるな!家庭内シェフの皆さん!

2011・SUMMER

2013-04-05

大地や海の恵みを受けて、私たちは日々の暮らしを送っています。その自然の猛威の前では、ただ祈るしかないことを知った方も多いのではないでしょうか。
 でも、そんな中でも『食べる』ことは、止めるわけにはいかず、どんなに悲しくても辛くても、お腹は空くことを感じられたことでしょう。大きな悲しみを乗り越えていく中で、食の大切さや食材の安全性について、たくさんの方々が考え始めたのではないでしょうか。
 そんな今年の夏は、良い意味での『手軽さ』を楽しんでみてはいかがでしょう。
 旬の食材はもとより、身近にきっとある食材、自分で調理することが簡単な食材、味付けをいろいろ楽しめる食材などで飾る食卓シーンのご提案です。
 夏の定番と言えばナス。
種類でいろいろな食べ方があります。小ぶりの実のキンチャクナスならお漬物、長い実のものは焼き茄子、ベイナスは油でソテーなど、用途によって選ぶのも楽しいですね。東洋医学では体温を下げる効果があるとされていますから、暑い夏にはぴったり。また皮の色素ナスニンは、抗酸化作用があるアントシアニンの一種で、あのブルーベリーのように眼の疲労に効果が期待できそうです。そして、ナスは油との相性が抜群。酸化しにくいオリーブ油などを使えばコレステロールなども抑えられます。もともとローカロリーですから、満足感のある健康レシピになるでしょう。
 ワカメは、使うたびに水で戻す乾燥ものなら、皆さんのキッチンに一年中あるものの1つでしょう。 暑い夏こそ、タップリとりたいミネラルが、手軽にとれる優れもので、大いに使いたいところ。 『乾燥』に注目して、水分の多い食材と調理中にあわせる調理法で、味わいまでアップさせることもできそうです。千切りの野菜や、少し味付けを濃くした煮物などをお弁当のおかずにするとき、乾燥ワカメや糸寒天を添えたり和えたりすれば、水分を吸って痛みを和らげます。
 手軽は手抜きとは違います。特別な材料でなくても、高いお肉がなくても、体に優しい食卓を囲むことができるアイディアです。簡単なお料理なら作り手の方も、一緒にゆっくりお箸がもてます。そんな時間を作り出すフードライフをこの夏は、楽しんでみてはいかがでしょう。

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