ラーメンに、鍋物の具材に、炒め物に、年間通して大活躍するもやし。
夏場は暑くてあまり火を使いたくない・・・けど実は、夏こそ食べたい食材だった!
理由はおもにふたつ。
ひとつめは【熱を冷ます効果】
中国では、夏に緑豆を使ったお茶やスープが良く飲まれるようです。日本では、緑豆そのものを見る機会は少なく「緑豆はるさめ」や「緑豆もやし」が一般的です。 緑豆には、身体にこもった余分な熱を冷ましたり、体内の老廃物や毒素を取り除き、のどの渇きを潤す効果があると言われています。
ふたつめは、【アスパラギン酸の働き】
もやしには、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸が豊富に含まれています。
アスパラギン酸は、体内でのエネルギー生成を促進したり、カリウム・マグネシウムなどのミネラルを細胞に運んで「疲労回復効果」「体調を整える」「アンモニアを解毒する作用」「スキンケア効果」があるといわれています。
疲労回復はもちろん、肌の新陳代謝を促進して潤いを保ってくれる効果もあるようなので、汗をかいて乾燥しがちな夏肌の老化防止も期待できそうです。
暑い夏こそ、余分な熱を冷ましてくれて、夏バテ解消・毒素排出・美肌効果など、いいことづくめのもやしを積極的に食べて、元気に乗り切りたいですね。
ただ、どんなに体に良いものでも食べすぎには注意してくださいね。