料理レシピ

2013・SPRING

私たちの暮らしに日本らしさを添える二十四節気。
中でも『立春』まだまだ寒い時期にもかかわらず気持ちの中に春を運んできてくれる、暦の節目ではないでしょうか。

春の温かな魔法を楽しむ 『意外なおいしさをいただく』

聖護院大根
瑞々しい純白が春の色

 

みかん
ツヤツヤの葉にまぶしい黄色は春の色

 

金時人参
鮮やかな紅色が温かな春の色

 

春はいろいろな野菜が、柔らかそうな色で目に飛び込んでくるように感じます。
おいしく食べたいと思うのはどなたも同じ。でも、レパートリーが少なくて、どうしても『いつも通り』になってしまう。そんなことを感じる方もいらっしゃるでしょう。
普通は…という言葉に、春の魔法をかけてみませんか?
そう、普通は○○なお料理を、○○でなくする、その逆をしてみる。えええ?!と思われるかもしれませんね。失敗したら、食材がもったいない!とも。
というわけで、いくつか例をお出ししますので、お気に召したらお試し下さい。
と言っても、特別なことはいたしません。
春は暖かくなってきて、体がぼんやりしたり、気持ちが不安定になったり、そんなとき、毎日の食事で応援できるようなレシピです。
例えば、サラダ。
本当はキュンと冷やしてキリリとさせて、と腕を振るうレシピです。でもゆでたり、炒めたり、蒸したりして食材を『温め』てみませんか?いつもよりたくさん食べられたり、消化や吸収を高めたりと思わぬ効果を生みます。
例えば、湯豆腐。
豆腐におネギ、白菜に昆布のダシという寒い季節の定番です。これを、キャベツと豆腐に置き換えます。1個買うと、数回に分けて食べる方も多いキャベツ。これも湯豆腐と同じ鍋に入れると、一回でたくさん食べられます。甘みが白菜より強いので、飽きずに食べられ食物繊維もタップリなメニューに変身します。
チンゲンサイやコマツナなども、置き換え材料に利用できます。
いつもの一品を、いつもじゃない材料に。
お料理は魔法かもしれませんね。

 

Copyright(c) 2013 ASUNA Inc. All Rights Reserved.