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アスナの歩み その2

2025年02月15日 豆知識

枇杷島市場から北部市場へ

明治時代には「愛知県市場取締規則」が公布され、「枇杷島市場」として再認可されました。
この市場は、時代の変遷を経て発展し続け、昭和30年(1955年)に名古屋市西区東枇杷島へ移転するまで存在しました。
さらに昭和58年(1983年)に愛知県西春日井郡豊山町へ移転し、現在の名古屋市中央卸売市場北部市場として、その歴史を受け継いでいます。

下小田井の市を創設した山田九左衛門家の住居を移築した問屋記念館は、江戸時代の青物問屋の形態を残し、家康ゆかりの市場の歴史を伝えています。
このようにして、下小田井青物市場は地域の経済と文化に大きな影響を与え、長い歴史を持つ市場として今もその名を残しています。

アスナの歩み その3「愛知萌(あいちもやし)創業」へ続く

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