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もやしラボ 揖斐川町ロードトリップ

2026年09月25日 豆知識

第2回 道の駅ふじはしから横山ダム・奥揖斐湖、藤橋城へ

ロードトリップの第2回です。
前回、東横山発電所を過ぎたところで一区切りとしましたが、今回はその先、道の駅「星のふる里ふじはし」から出発します。国道303号と417号が交わるこのあたりから、道はいよいよ本格的に山あいへと入っていきます。

国道303号沿いにあるこの道の駅は、地域特産物の直売所やそば処、いび川温泉藤橋の湯を備え、旅の休憩地点として賑わっています。
日本有数の天体観測スポットとしても知られる藤橋地区の玄関口にあたり、道の駅の名前もそこに由来します。
特産物販売施設では、藤橋産のしいたけを使った加工品や、徳山なんばのおかず味噌、弓削銘水堂の豆乳どーなつ、森本工房のソーセージなど、この地ならではの品も並びます。

道の駅「星のふる里ふじはし」
道の駅「星のふる里ふじはし」

「レストラン星のふる里」の名物は「よことくダムカレー」です。この先で出会う横山ダムと、旅のゴールである徳山ダム、2つの堤体をご飯とルーで表現した一皿で、見た目の楽しさはもちろん、しいたけコロッケなど地元食材もふんだんに使われています。

 道の駅ふじはし よことくダムカレー
 道の駅ふじはし よことくダムカレー

道の駅から少し北へ進むと、横山ダムに着きます。
高さ80.8メートルの中空重力式コンクリートダムで、下流域の洪水被害を減らすため、1964年に徳山ダムより一足先に完成しました。堤の内部が空洞になっているのが構造上の特徴で、その空間の広さは実際に中に入り内側で見ると驚か さ れます。
実はこのダム、2010年公開の実写映 画「SPACE BATTLESHIPヤマト」のロケ地としても使われました。
宇宙戦艦ヤマトを極秘に建造している秘密地下工場のシーンの一部は、この横山ダムの空洞部で撮影されました。
沖田艦長と藤堂地球防衛軍司令長官が工場内を歩き、建造中のヤマトと出会う場面に使われています。管理支所には、撮影で訪れた俳優のサインや当時のポスターも展示されています。

横山ダム
横山ダム
横山ダム 地下空洞
横山ダム 地下空洞
横山ダム 地下空洞

ダムの上流に広がる「奥揖斐湖」は、山々の緑を映す静かな湖面が美しく、湖畔に立つと、ここに秘密基地があった?とは思えないほどの静けさが広がっていました。
普段は満々と水をたたえていますが、この時期は「洪水期」に当たり、大雨に備え水深を低く設定しているそうです。

奥揖斐湖
藤橋城
 藤橋城

横山ダムを後にし、さらに車を進めると「藤橋城」が見えてきます。滋賀県の彦根城を思わせる天守風の外観をした、平成元年に旧藤橋村が建てた施設です。4階建てで、3階には旧藤橋村の歴史と民俗の展示があり、ダム建設によって集落が姿を変える以前の暮らしを伝える写真や道具、甲冑などが並びます。すぐ隣の民俗資料館では、かやぶき屋根の民家5棟が復元され、紙漉きやトチノキの木挽きといった、山とともにあった仕事の様子を見ることができます。

そして1階に入っているのが「西美濃プラネタリウム」です。標高が高く空気の澄んだこの地域は夜空の美しさで知られ、道の駅の愛称「星のふる里」もそこに由来します。投映機「メガスター2B」が直径9.2メートルのドームに映し出す星の数は1000万個。実際にこの土地で見上げることのできる満天の星空を、昼間でも体感することができます。2階の回廊には天体に関する展示もあり、4階の展望室からは緑豊かな自然や、のどかな山里の景色を見渡すこともできます。久しぶりにプラネタリウムを楽しみましたが、とてつもない宇宙の大きさや、気が遠くなるほどの悠久の時に圧倒されました。冬季は積雪のため休館となるので、訪れる際は時期に注意が必要です。

第2回はここまで。次回はいよいよ、旅のゴールである徳山ダムと徳山会館をご紹介します。

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