自宅でできるプロ級のホクホク焼きイモ。
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今が旬のサツマイモは、食物繊維やビタミンCが豊富で健康、美容にもおすすめの食材。特に皮ごと食べられる焼きイモは、手軽でありつつも、しっかり栄養が摂れる優秀なメニューです。とはいっても、意外と奥が深い焼きイモ。ベストなイモの太さは? 電子レンジで焼く? オーブンで焼く? など、いざとなると様々な疑問が。
そこで、自宅でできるおいしい焼きイモのつくり方を調査しました。
・イモの太さはおいしさと無関係
太いイモの方が、おいしそうなイメージがありますが、実は、太さと味は無関係のようです。それよりも、断面の色が大切なのだとか。「イモの端を切り落としたときに、黄色っぽいものの方が甘くておいしい。白っぽいものは、サラダなどの料理に使うのがおすすめ。」
あまり太いイモを使うと火が通るのに時間がかかるので、細めで断面が黄色のものを使うのがベスト!
やきいも(写真1)
オーブントースターならイモの甘味を引き出せる為、おすすめの焼き方です。
「イモは80℃ぐらいの温度が10分ほど続くと甘味が引き出されます。電子レンジだと、すぐに80℃を超え、あっという間に焼けてしまうので、オーブントースターでじっくり低温で焼く方がおいしくでき上がります。オーブンでもできますが、時間がかかるので、短時間でおいしくつくるには、オーブントースターがおススメ。」
では、焼きイモづくりに挑戦してみましょう! 焼き上がりまでは20分
1)使うイモが決まったら、水洗いしてオーブントースターへ
やきいも(写真2) イモは湿った状態から焼くのがコツ。蒸気の力で、しっとりした仕上がりになります。「1月頃までの『新イモ』は水分が多いので長めに、それ以降は短めに焼きます」。まずはタイマーを20分にセット!
2)10分ほどしたら、様子を見て上下を返す
やきいも(写真3) 焦げつかないよう、10分を目安に一度様子をチェック。片面の色が変わっていたら上下を返し、タイマーが鳴るまでもう10分加熱します。焼けていない場合は再度加熱を
3)タイマーが鳴ったら竹串を刺し、火の通りを確認
やきいも(写真4) 焼き始めから20分後、タイマーが鳴ったら竹串を刺して火の通りを確認します。「抵抗なく竹串が入ればでき上がり。イモの大きさなどで焼き時間は変わるので、その都度調整して」
この秋は、お店の焼きイモの味を試してみては?