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谷汲山華厳寺

2024年12月31日 その他

「たにぐみさん」の愛称で親しまれるこちらのお寺は、アスナから車で約20分の場所に位置し、1200年の歴史を持つ美濃の名刹です。
正式名称は「谷汲山華厳寺」で、延暦十七年(798年)に創建され、醍醐天皇からその山号と寺号を賜りました。その後、朱雀天皇により鎮護国家の道場として勅願寺に定められ、花山法皇や後白河法皇など歴代の皇室や朝廷から厚い帰依を受けてきました。
この寺院は、日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所であり、巡礼の終着駅としても知られています。
(谷汲山華厳寺HPより抜粋)

春には桜、秋には紅葉が美しく、観光客で賑わう名所です。
仁王門には運慶作とされる仁王像があり、お寺の守護神として崇められています。
また、参道には歴史ある飲食店が並び、地元産の食材を使用した料理が楽しめます。
特に、万延元年(1860年)創業の「萬屋(よろずや)」さんでは、自家製味噌で焼いた豆腐田楽の定食がおすすめで、使用する豆腐はアスナから徒歩5分の場所にある揖斐川町の老舗「弓削銘水堂」さんの特製豆腐です。

2024年12月6日現在、谷汲山の紅葉は見頃を迎え、本堂に続く参道の並木が鮮やかな紅葉で彩られています。

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